HTS02最高1000°Cの熱処理
最高1000°Cの温度、浸炭雰囲気、および高い温度勾配により、耐熱ボックスに対する要求が非常に高くなります。
TS01システムを基に、PhoenixTMは、製品のプロファイリングとTUS(CQI-9&AMS2750)これらの要件を満たし歪みを最小限に抑えた特殊な材料と複雑な設計のTS02シリーズを開発しました。
耐熱ボックスは高温大気圧や圧力の変化が大きい真空熱処理用に設計されています。 このシステムは、TS02 耐熱ボックス、フェニックスTM PTM1200データロガー、サーマルビューソフトウェアで構成されています。 要件に応じて、システムには10または20チャネルを装備でき、特にリアルタイムTUS運用に最適なRF無線テレメトリオプションを装備できます。
低圧浸炭の場合、クエンチデフレクターオプションを使用して、高圧ガスのクエンチによる損傷や歪みから耐熱ボックスを保護できます。
これまでに増えてきている自動化された低容量真空炉などスペースが限られた製品トレイまたはバスケットがロボットによって真空チャンバーからクエンチチャンバーに移動されるような設備に、PhoenixTMはオプションで独立したクエンチディフレクターTS02-128などのコンパクトな高性能断熱ソリューションも提供できます 。 TS002-128の高さはわずか128 mmですが、800°Cで1時間近くの保護を提供します。